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2011/10/03

Peter Rosendal Trio "crescent"

いよいよ今週水曜日5日発売!!

とても美しいジャケット。皆目を丸くして喜んでくれます。どうぞお楽しみに!
アーティストは皆デンマーク人だというのに、完全日本独占発売。
デンマークではまだ発売されないという・・・考えたら不思議なアルバムです。
それだけ日本のジャズファンは世界中でも飛び抜けてジャズに凝り、そして熱いのだということでしょうか・・


   ミュージシャンプロフィール by Hiroki Sugita

 

◉ピーター・ローゼンダール(p)

1976114日生まれ、9歳からピアノをプレイ。影響を受けたピアニストでは、アーマッド・ジャマルとウィントン・ケリーを挙げており、モダン・ジャズ期のアメリカン・スタイリストからジャズ・ピアノのエッセンスを吸収したことは共感を呼ぶ。母国の先輩格であるカーステン・ダールはピアノの師匠ということもあり、影響関係を本人も認めている。2001年に音楽修士号を取得すると、カトリーヌ・マドセン、シーネ・エイ、フレデリック・ルンディンら北欧のミュージシャンと共演。母国の王立劇場に定期出演中だ。自宅があるコペンハーゲン南東部の小島アマー近くの海で寛ぐ時間をこよなく愛する。最近はプロコフィエフ、ヒンデミットやあらゆる種類の民族音楽に興味を広げている。

 ローゼンダールはこれまでに4枚のリーダー作をリリース。2003年の『Live At Copenhagen Jazzhouse(Cope)は輸入盤市場で注目を集め、日本でファンをつかむきっかけとなった。続く2004年作『Wondering』も前作と同じマッズ・ビンディング+モーテン・ルンドとのトリオ。2005年の第3弾『Rosendal Earle Templeton』、自ら多楽器奏者ぶりを発揮した2007年の『Solo』、第3弾と同じトリオによる2008年作『Tide』、ハンス・ウルリク(ts)、ヤコブ・フィッシャー(g)らを迎えた2010年の『Pica-Pau(以上Stunt)と、順調に才能を開花させてきた。またデンマークで最も成功した若手トラディショナル・ジャズ・バンドと評されるシックス・シティ・ストンパーズでフリューガボーン(フリューゲルホーン形状のバルブトロンボーン)を担当。作品を発表している。



◉マッズ・ビンディング(b

1948年コペンハーゲン生まれ。16歳でプロ入りし、同地の名店クラブ・モンマルトルのハウス・ベーシストを務めた。これまでに参加したアルバムは600作を超える。エンリコ・ピエラヌンツィを擁したトリオ・リーダー作『The Kingdom』は名盤の誉れ高い。多くの信頼と尊敬を集めるデンマーク最高の名手。


モーテン・ルンド(ds

1972年デンマーク北部ビボー生まれ。6歳からドラムを始め、王立音楽院在学中にビッグ・バンドで活動。卒業後コペンハーゲンを拠点に、欧米の著名ミュージシャン多数と共演。2000年代初めには北欧新世代屈指の多忙なドラマーに成長した。近年はステファノ・ボラーニ(p)との共演で優れた成果を挙げている。