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2016/09/26

新しいofficial websiteのお知らせです

Cloudの新しいwebsiteが誕生しました。

引き続き情報は、https://jazz-cloud.net/で発信してまいります。
https://jazz-cloud.net/




今後ともCloudをどうぞよろしくお願い申し上げます。

2016/09/21

本日発売!!『蟬丸 -陰陽師の音- 』曲解説

9.21発売
蟬丸 - 陰陽師の音 -  [CD+BOOK]
スガダイロー × 夢枕獏

[CD]
ピアノ:スガダイロー
ベース:東保光
太鼓:辻祐
龍笛:松尾慧

背景音録音:京都精華大学教授 小松正史

[BOOK] 

夢枕獏 『陰陽師』書き下ろし短編「蟬丸」
小松正史『陰陽師』の音、京都の音
東雅夫 小説『陰陽師』が奏でる音楽
スガダイロー 本は読めません

制作 :Cloud, B.J.L. , AWDR/LR2
DDCB - 13033
¥3,500+tax







『蟬丸 -陰陽師の音- 』曲解説

1、一行の賦 (作曲 芝祐靖)
雅楽家 芝祐靖さん作曲の美しい曲。龍笛のソロは松尾慧さんです。
映画『陰陽師』の中で、龍笛・葉二(はふたつ)を源博雅が吹くシーンで使われました。背景音に流れているのは、京都下鴨神社で秋に実際に録音された虫の音です。

2、縄文 (作曲 辻佑)
林英哲さんに師事する辻祐さんによるソロ。縄文の神を召喚するようなリズムで始まります。

3、陰陽師・メインテーマ (作曲 梅林茂)
フィギュアスケート羽生結弦選手の2015-16シーズンのフリープログラム「SEIMEI」で使用されたことで話題になった映画「陰陽師」のメインテーマをスガダイローさんが新たに編曲。音の小さな一滴が大河へと流れるかのように、古典からジャズへ、ジャズからフリーへと変化し、百鬼夜行を表すカタストロフィーを経て太鼓ソロで終わります。
最後の方では、龍笛に代わって磐笛(いわぶえ)が使われています。磐笛は縄文の頃から吹奏祭具として使われた石でできた笛です。

4、蟬丸 
夢枕獏さんの書き下ろし短編「蟬丸」にスガダイローさんが曲をつけたものです。
逢坂山に住む琵琶の名手蝉丸の元に3年間通い続けたという、「今昔物語集」の中の源博雅の有名なエピソード。それを今回初めて夢枕獏さんが『陰陽師』の短編として書き下ろしました。曲はこの小説「蟬丸」に出てくる琵琶の秘曲「啄木」をなぞらえた琵琶の音を模した東保光さんのベースで始まり、松尾慧さんの龍笛とスガダイローさんのピアノの美しいメロディが続きます。後半に流れる虫の音、その音の一つとして夢枕獏さんもパーカッションで参加しています。獏さんは「鈴虫」の音です。耳を澄ませて聴いてみてください。

5、蟬丸もののけと語る
アルコ奏法を使ったベースと、ピアノの小編。

6、龍神祭
『陰陽師・夜光杯ノ巻』(文藝春秋)に収録されている「龍神祭」をトリビュートした作品です。「龍神祭」は小説『陰陽師』の中の、音楽を題材にした短編の一つ。「龍神祭」は、善女龍王によって盗まれてしまった源博雅の笛を取り戻すために晴明、博雅、蝉丸が神泉苑へ舟を浮かべ、天竺にあるという阿耨達池へ向かうという幻想的な話。神々の集う天竺にあると言われる阿耨達(あのくたっち)池をイメージした曲。辻佑さんのパーカッションがどこか遠い湖を満たす水音のようでもあります。阿耨達池は仏教経典に書かれた想像上の湖なのですが、チベットにあるマーナサロワール湖だとも言われています。

7、道満
スガダイローさんが『陰陽師』の重要な登場人物の一人である蘆屋道満(あしやどうまん)をイメージして書いた曲。道満は官位を持つ安倍晴明と異なる在野陰陽師で、狡獪で奔放なイメージを持つ一方『陰陽師』の様々な場面に登場し晴明とはまた違う魅力を見せます。
妖かしや静謐の美しさだけでなく、おどろおどろしさや激しさもまた『陰陽師』の大きな魅力です。
曲の始まりでピアノベースと共に使われている打楽器は、奈良時代から仏教儀式で使われてきたシンバルのような楽器、鐃にょうはち)(現代ではチャンパとも呼ばれる)です。静かな曲から一転して、スガダイローさんのピアノと辻佑さんの太鼓のダイナミックな掛け合いも「道満」の曲らしく、大きな聴きどころです。

8、晴明
スガダイローさんが『陰陽師』の主人公安倍晴明をイメージして書いた曲。ベースとピアノだけの曲です。いつも変わらない晴明の庭や簀子の上での博雅と晴明との会話、すべてを達観したような晴明の穏やかな雰囲気が伝わってくるような曲です。

9、しのびよる森の神々
短編「蝉丸」の中からオノマトペ(擬音表現)だけを抜き出し、そのオノマトペに実際の音をつけるという逆転の発想で、スガダイローさんが「音の小説」にしたものです。その擬音に「蝉丸」曲のメロディが重なり、新しい一つの作品になっています。小説「蝉丸」に描かれた様々な擬音、そのひとつひとつの音はスタジオでミュージシャンが実際に録音しました。例えば、一番最初に出てくる「ほっ」は月の出の音、最後の方で4度鳴り響く銅鑼の音は四天王が次々に現れる様を表しているということです。(なるほど)
小説「蟬丸」を読んでから音を聴いても、音を聴いてから「蝉丸」を読んでも、何度も楽しめる、すてきな作品です。

10、陰陽師・メインテーマ~蝉丸は眠らない~ (作曲 梅林茂)
ベースとピアノだけの小編。映画『陰陽師』メインテーマが静かに流れます。

11、長慶子 (作曲 源博雅)

平安時代中期に源博雅が作曲したと言われている曲。様々な行事で参集者が退場する時の音楽として用いられてきました。雅楽で演奏される伝統的な「長慶子」とはまた違う演奏です。まるで小説の中で源博雅が龍笛を吹いているかのような感覚で、森の精霊と呼応するかのように自然に演奏していただきました。龍笛演奏の最後の方でバックに流れてくる音は、京都の街に唯一残る1200年前のものと同じ「糺ノ森の自然音」です。耳を澄ますと、泉川のせせらぎ音の他に鳥の鳴き声や樹の葉の擦れ合う音など10種類ほどの音が聞こえてきます。
この自然音とアルバムの一曲目に流れる「下鴨神社の虫の音」は、京都精華大学教授小松正史さんによる録音。その時のエピソードは『蟬丸』のBOOK部分に小松さんが解説されています。音の専門家である小松正史さんの、音について書かれた文章も大変に興味深い内容です。

(作曲者の記してある曲以外はすべてスガダイロー作曲)


Cloud公式HPができました!

2016/09/07

『蟬丸 -陰陽師の音-』発売記念イベントのお知らせ


『蟬丸 -陰陽師の音-』発売記念イベントのお知らせ


◆ 9月22日 銀座山野楽器本店

夢枕獏「蝉丸 -陰陽師の音-」を語る
日時:'16/09/22(木・祝) 18:45~
会場:銀座山野楽器 本店 7F イベントスペース JamSpot
出演:夢枕獏
内容:トーク、サイン会
<備考>:要入場券
小説『陰陽師』30周年を記念して、作家・夢枕獏が気鋭のジャズピアニスト スガダイローと組んだ初のCD+BOOK企画『蝉丸 -陰陽師の音-』を9月21日(水)に発売。書下ろし短編「蝉丸」を含む話題作の発売を記念してトーク&サイン会を開催します。
『蝉丸 -陰陽師の音-』¥3,780(税込)を2Fジャズフロアにてご予約の方先着でイベント入場券を差し上げます。
(お電話でのご予約も承りますが、イベント入場券は全額お支払いいただいた時点でのお渡しとなります。) 
【お問い合わせ/ご予約】2Fジャズフロア TEL:03-3562-5051(代表)




◆10月19日 東京本郷 求道会館
『陰陽師』30周年記念 
夢枕獏×スガダイローcdブック『蟬丸』発売記念コンサート
facebook 



[出演 ]
朗読:夢枕獏
ピアノ:スガダイロー
ベース:東保 光
太鼓:辻 祐
龍笛:松尾 慧

日時:2016年10月19日(水)
開場:18:30
開演:19:30
場所:求道会館 東京都文京区本郷6-20-5  

[チケット] 
1階席 4500円(税込)
2階席 3800円(税込)
当日  5000円 (1階席2階席共)

◆ ローソン Lコード:73862 
 ■ 全国ローソン・ミニストップ設置のLoppiにてLコードを入力しお買い求め下さい 
>>Loppi操作方法 (http://l-tike.com/guide/loppi.html)
 ■ 電話予約 = 0570-084-003(要Lコード/24h自動音声対応)
>>予約操作方法(http://l-tike.com/guide/tel.html)
 ■ インターネット予約 ローチケHMV= http://l-tike.com/
◆ Yahoo! PassMarket 

コンサートお問合わせ VINYLSOYUZ LLC info@vinylsoyuz.net 090-4375-9747

後援 SSNW  文藝春秋 VELVETSUN PRODUCTS

協力 夢枕獏事務所 semimaru.cdbook@gmail.com




©ナカサ&パートナーズ
◆11月16日 代官山蔦屋書店
【イベント】CD-BOOK発売記念ライブ 夢枕獏「陰陽師 蟬丸」を語る 
出演:夢枕獏(朗読)スガダイロー(ピアノ)
日時:2016年11月16日(水) 19:00開場 19:30~21:00(サイン会を含む終了予定)
場所:蔦屋書店2号館 2階 Anjinフロア
イベント参加券 3,000円(税込/ワンドリンク付)
問い合わせ先 03-3770-1900

2016/07/20

10月19日『蟬丸』-陰陽師の音- CDブック発売記念コンサート




『陰陽師』30周年記念 
夢枕獏×スガダイロー『蟬丸』発売記念コンサート
今年30周年を迎える590万部突破の夢枕獏の大人気小説『陰陽師』シリーズ。
作家[夢枕獏]が気鋭のジャズピアニスト[スガダイロー]と組んだアルバム
『蟬丸 -陰陽師の音-』を9月21日リリース。

リリースを記念して東京都に残る歴史的建造物でコンサートを行います。

映画「陰陽師」より「一行の賦」、小説『陰陽師』より「龍神祭」
源博雅作曲「長慶子」なども演奏予定です。
スペシャルな秋の夜、音楽と小説と、
どうぞ心ゆくまでお楽しみください。



日時:2016年10月19日(水)
開場:18:30
開演:19:30
場所:求道会館 東京都文京区本郷6-20-5  アクセス

[チケット]
1階席 4500円(税込)
2階席 3800円(税込)

     当日  5000円 (1階席2階席共)

[プレイガイド] 
LAWSONチケット( Lコード 73862)  / Yahoo! PassMarket 発売中


[出演 ]
朗読:夢枕獏

ピアノ:スガダイロー
ベース:東保 光
太鼓:辻 祐
龍笛:松尾 慧


コンサートお問合わせ VINYLSOYUZ LLC info@vinylsoyuz.net 090-4375-9747

主催  Cloud   
後援 SSNW  文藝春秋 VELVETSUN PRODUCTS
協力 夢枕獏事務所 semimaru.cdbook@gmail.com


2016/07/14

9.21 ON SALE 蟬丸 - 陰陽師の音 -  [CD+BOOK]


2016.9.21 ON SALE    


蟬丸 - 陰陽師の音 -  [CD+BOOK]
スガダイロー × 夢枕獏


楽譜に書かれたのは、闇、森、縄文、月、虫の音、葉二、琵琶、
百鬼夜行、もののけ、龍神、精霊、迦陵頻伽。
誰も知らない物語の始まり。







夢枕獏が「蟬丸」を書き下ろし、スガダイローが「蟬丸」に曲を書く。
小説と音楽がリンクする、これまでにない新しい『陰陽師』[CD+BOOK]が誕生しました。

シリーズ590万部突破『陰陽師』30周年記念 [音と物語] 作品。

*表紙は村上豊と夢枕獏による[絵+タイポグラフィ]




[CD]

ピアノ:スガダイロー

ベース:東保光

太鼓:辻祐

龍笛:松尾慧



背景音録音:京都精華大学教授 小松正史




曲目
1、一行の賦 /  背景音「下鴨神社の虫の音」
2、縄文 
3、陰陽師 ・メインテーマ
4、蟬丸 
5、蟬丸もののけと語る
6、龍神祭 
7、道満 
8、晴明 
9、しのびよる森の神々 
10、陰陽師 ・メインテーマ 〜蟬丸は眠らない〜
11、長慶子  /  背景音「糺ノ森・泉川の流れ、鳥の声、葉擦れ音」


作曲 
1、芝祐靖 2、辻祐 3、10、梅林茂 11、源博雅
4、5、6、7、8、9、 スガダイロー




[BOOK] 


夢枕獏による『陰陽師』書き下ろし短編「蟬丸」。

音響心理学の専門家である小松正史、元『幻想文学』編集長の東雅夫、ピアニストのスガダイローが独自の視点から『陰陽師』の音を紐解いていく。
夢枕獏「楽の音凛々たり『陰陽師』」も収録。







スガダイローのピアノは、音のひと粒ずつに、物語がある。さらにほのかな色と香りまであるようなのである。たとえ、一秒間にどれだけの音が詰め込まれていようと、そのひと粒を取り出して分析してゆくと、そのひと粒のどれにも物語があって、神話や神の気配が宿っているようなのだ。辻祐の叩く太鼓も、見えぬものをこの世に具現させ、そこに心音のような大地の音を身にまとって古代の神がたち現れてくる。


そして、ぼくが心の中に抱いたのは、「ああ、これは縄文だ」という思いであった。ここで、みごとに、彼らの音楽と、縄文と、『陰陽師』が、なんとも美しい数学のようにリンクしてくるのである。こうなったら、ぼくの書くこのあたらしい試みのための物語の主人公は、盲目の琵琶法師蟬丸しかいないではないか。しかも『今昔物語集』には、源博雅が、逢坂山まで蟬丸に会いにゆく物語がある。博雅は、今や蟬丸しか弾く者がいないという、唐から渡ってきた琵琶の秘曲、「流泉」、「啄木」をぜひ聴きたくて、三年間、毎晩蟬丸のもとに通いつめるのである。この純情でシャイな博雅は、しかし、「ぜひ教えて下さい」と言えず、毎晩蟬丸の住む庵の庭に潜んでは、「いまや弾く、いまや弾く」と、自然に蟬丸がこの曲を弾くのを待ち続けたのである。そして、ついにその晩がきた。蟬丸が、月の明るき晩に、その二曲を弾いたのだ。蟬丸が言う。「ああ、こんな晩は、音楽のわかる方と一晩中でも語りあいたいものだ」これを、庭に隠れて耳にした博雅、もう胸はどきどきと高鳴り、呼吸をあらくし、おそらくは顔を赤く紅潮させて立ちあがり、「その人ならここにおりますよ」そう言ったというのである。
“ああ、このエピソードしかない” そう確信して、ぼくは、『蟬丸』を書き出したのである。  

                                     夢枕獏 あとがきより 



プロフィール

夢枕獏 

作家。1951年神奈川県生まれ。『キマイラ』『サイコダイバー』『闇狩り師』『餓狼伝』『陰陽師』など数々のシリーズ作品を発表。歌舞伎脚本「三国伝来玄象譚」(1993年に坂東玉三郎、5代目中村勘九郎により歌舞伎座で上演)『楊貴妃』(坂東玉三郎)など。写真集『光の博物誌』『聖玻璃の山』。絵本『羊の宇宙』(たむらしげる画)など。漫画化された作品も数多く代表的なものに『陰陽師』岡野玲子画(第五回手塚治虫文化賞受賞)、『神々の山嶺』谷口ジロー画(2001年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞)がある。映画化された作品に『陰陽師』『陰陽師2』『大帝の剣』『エヴェレスト 神々の山嶺』。歌舞伎化された作品に『陰陽師』(2013年歌舞伎座)『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』(2016年歌舞伎座)などがある。1989年『上弦の月を喰べる獅子』日本SF大賞受賞、1998年『神々の山嶺』柴田錬三郎賞受賞、2011年『大江戸釣客伝』泉鏡花文学賞受賞、2011年『大江戸釣客伝』舟橋聖一賞受賞、2012年『大江戸釣客伝』吉川英治文学賞受賞。



スガダイロー 

ピアニスト。1974年生まれ。神奈川県鎌倉育ち。洗足学園ジャズコースで山下洋輔に師事、卒業後は米バークリー音楽大学に留学。帰国後「渋さ知らズ」や「鈴木勲OMA SOUND」で活躍し、坂田明、森山威男、小山彰太、田中泯らと共演を重ねる。2008年、初リーダーアルバム『スガダイローの肖像』を発表。2010年には山下洋輔とのデュオライブが実現。2013年あうるすぽっとにて開催された[N/R]プロジェクト・スガダイロー五夜公演『瞬か』では飴屋法水、近藤良平(コンドルズ)、酒井はな、contact Gonzo、岩渕貞太、田中美沙子、喜多真奈美、7組の身体表現家と共演し好評を博す。2015年、KAAT神奈川芸術劇場にて開催された白井晃 演出「舞台 ペール・ギュント」音楽監督を担当。サントリーホール主催ツィンマーマン「ある若き詩人のためのレクイエム(日本初演)」にスガダイロー・カルテットとして出演。2016年秋公開、KAAT神奈川芸術劇場にて白井晃 演出「舞台 マハゴニー市の興亡」音楽監督を担当。







製品お問合わせ AWDR/LR2(SPACE SHOWER MUSIC)担当:淡中/背鬼 TEL:03-5766-1730
コンサート他お問い合わせ 夢枕獏事務所 semimaru.cdbook@gmail.com
制作 :Cloud, B.J.L. , AWDR/LR2
DDCB - 13033
¥3,500+tax


*10月19日(水)東京求道会館にてリリースコンサートも予定されています。
コンサートの詳細につきましては後日upいたします。



スガダイローインフォメーション映像より