近くの池でハスの花が咲き始めました。ハスはもちろん花も綺麗なのですが、葉もとてもきれいです。葉の上の水玉が銀色に輝く様や葉の緑色のグラデーションは遠い異国のおとぎ話に出て来る挿絵を見ているようです。
昨年の秋、日中国交正常化40周年記念事業の一つとしてオペラ「遣唐使」中国公演が予定されていました。残念ながら公演は中止になってしまいましたが、今回すみだトリフォニー小ホール公演で、そのオペラで歌われる予定だった「楊貴妃のアリア」が蘇ります。これは聴き逃せません。
中国は文化も風土も素晴らしくその地での公演を私たちもとても楽しみにしていました。突然の中止は大変残念なことだったのです。
夢枕獏と音の世界
8月7日(水)18:00開場 19:00開演
すみだトリフォニー小ホール
入場料 3,000円(全席自由)
チケット・お問い合わせ:
東京藝術大学音楽学部同声会東京支部 03-3822-7464/tokyo@doseikai.jp
きままに音楽会2013 kimama.music@gmail.com
<全曲世界初演>
松下 功
オペラ《遣唐使・長安悲恋》より
アリア「哀しき牡丹」(楊貴妃)
アリア「もしもあの時」(鈴鈴)
アリア「酔うたら王様」(李白)
三重唱「花の容貌(かんばせ)」
夢枕獏『遣唐使・長安悲恋』から
ソプラノ、メゾソプラノ、テノール、語り、
フルート、バスーン、パーカッション、
ピアノ、ヴァイオリン、チェロ
林 銀荷 ”Entropy”
夢枕獏『瑠璃の方船』から
バスーン、チェロ
森田佳代子 《蒼黒いけもの》
「蒼黒いけもの」「月夜の蛇(ウロボロス)」「深山幻想」
ソプラノ、メゾソプラノ、テノール、ピアノ
鈴木晶子《玄象》
夢枕獏『陰陽師』(文春文庫)「玄象」から
フルート、ヴァイオリン、チェロ、ギター
西田直嗣《3つのけものの歌》
詩集『蒼黒いけもの』(朝日ソノラマ)より
「欲望」「ひとを抱く」「女郎花」
ソプラノ、メゾソプラノ、テノール、ピアノ
藤田典子《上弦の月を喰べる獅子》
夢枕獏『上弦の月を喰べる獅子』(ハヤカワ文庫)より
ヴァイオリン、パーカッション