BOOK asahi.comより転載
マンガと一緒にジャズを
おかしなご縁で、彼女の制作したCD「フラクタル」は、ぼくの友人の寺田克也さんがカバーイラストを描いているんです。
ピープル・アー・マシーンズというバンド名はまだなじみがないかもしれませんが、ピアノのマグナス・ヨルトとベースのペーター・エルドは、ドラマーの池長一美と来日ライブもしていて人気があるんですよ。
「特に、変拍子に対する彼らのアプローチを堪能しながら聴くとおもしろい。アメリカのジャズが欧州の若いジャズ遺伝子に伝わり確実に浮遊を始めているのだ。それも一筋縄ではいかない。変拍子中心に書かれたオリジナルなのだが、彼らのメロディはどこか北欧らしさが溢れ、美しく聴いていて心地よい」
――あれ、獏さん、何か棒読みじゃありませんか。
ともあれ、なかなかいいCDなので、我が家の平和のためにもぜひ聴いてください。
実は今度マグナスが来日したら、オレの作詞した「おやじ節」に曲をつけてもらおうかと思っているんだ。きっと歴史に残る名曲になると……。
宣伝していただきました!