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2011/08/31

夏の一番最後にある今日

この夏じゅうずっと待ち続けていた、ジャケットに使うイラスト原稿。
先ほど届きました。
8月31日、今日、やっと私の夏の頁が動いた感じです。

12月に出す、この新譜はPeople Are Machines。
と言ってもご存知ない方もたくさんいらっしゃると思います。
ですが、知る人ぞ知るのこのバンド。
ずっと私の手元にあった音源、やっと日本で日の目をみます。

若い彼らの作り出すリズムとメロディに、遠い昔においてきてしまった魂が目覚め、締め付けられるように泣きます。
共鳴するとはこのことだと思うのです。


私はECMや北欧の美しいジャズももちろん大好きですが、この「前のめりリズム」(前へ前へと進んでいくジャズ独特のスイング)こそが最もジャズに惹かれる所以。変拍子を効かせてくるところなど嬉しくてめまいがしそうです。

ドラマーのAnton EgerとサックスのMarius Nesetがロックバンドでも活動しているようにかなりロックに近い音ですが、4人とも素晴らしい才能の持ち主。
こちらは12月リリースです。まだまだ先ですが、もうすぐです。


写真
よくみればこの一面の緑の色は、一枚一枚がモミジの形をした葉の緑でできています。
当たり前だけれど考えはじめたら世界は不思議なことだらけ。
夏の終わりの嵐山で撮りました。

FRACTALがPeople Are Machinesの今度のタイトルです。