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2014/12/31

どうぞよいお年をお迎え下さい。

今年も大変お世話になりました。

Stéphane Tsapis「Charlie and Edna」Jakob Dinesen「P.S.I Love You」Christian Vuust 「Urban Hymn」Nikolaj Hess「Edited」4枚のアルバムのリリースと3回のツアーを今年は行いました。

1月のMagnus Hjorth 来日ツアー、鳥越啓介(b)さんと池長一美さん(ds)を迎えての「Blue Interval 」リリースツアーは新しい年を飾る夢のように華やかで楽しい冬のツアーとなりました。5月のフランスからのStéphane Tsapisと、仲野麻紀さん&ヤン・ピタールさんの「Charlie and Edna」リリースツアーは2日間だけ落合啓介さん(b)と池長一美さんを迎えてライブを行いました。フランスとギリシアと日本の感覚を心から豊かに響き合えるダンスのようなものだと思えた楽しいツアーでした。ステファンの作る回旋舞踊のような音楽に身を任せる心地よさとブルターニュ地方のダンス音楽には燃えました!
そして、11月のデンマークからのChristian Vuust, Nikolaj Hess, Anders Chriistensen、池長一美さんを迎えてのツアー!まだまだ記憶に新しいです。多くのジャズセッションや音楽を積み上げてきた4人だからこその大人の余裕と貫禄と、その4人の音が日本で出会うという新鮮な感覚。最高に贅沢で豊饒の時間を過ごすことができました。

思い返せばどれも楽だったものはなくハラハラの連続のツアーでした。ツアーの大きな喜びはミュージシャンが来日してリハで初めて音合わせをする現場に立ち会えることです。その一番最初の音が出会う瞬間に立ち会うという至福の瞬間。これはジャズミュージシャンならではの即興性と技術の高さがあるからこそのことで、本当に素晴らしいの一言です。大学の軽音時代の頃からとてもかなわないと思い続けて◯十年。ジャズミュージシャンを尊敬してやみません。この感覚があるからこそツアーができるようなものです。
リハの写真を3枚掲載しました。これが私にとっての今年のベストショットです。


最後になりましたが、今年ライブ会場にお越しくださいました方々、アルバムをお買い上げくださいました一人一人のお客様にも深く感謝を申し上げます。来年は、初めて「Someday. Live in Japan」を世に出してから5年。といってもまだまだ5年ですが、5周年を迎えます。
来年はもっとじっくりアルバム作りに専念するつもりです。
来年もどうぞ心に留めていただけましたら幸いです。
どうぞよいお年をお迎え下さい。                 曇守