Translate

2014/04/06

桜の季節に桜色のMood Indigoを

京都 蹴上の桜 (昨年4月に撮影)

4月になりました。
桜の季節ですね。今年は寒かったり雨が降ったりで、花もまた違った風情ですがそれぞれのお花見を心から楽しんでいらっしゃることだと思います。

4月はいよいよライブへ向けての広報を始めます。5月の末は高野山ライブもありますし、なんだかとても楽しみなのです。
他にも今進行中のリリースや企画などもあり、よく考えたら1月のマグナスの来日に始まって今年はライブを3つもやることになりそうです。これはかなり異常事態です。ですが、私はどれも本当に楽しみで、これはやはりできることを一つ一つ丁寧にやっていくしかないなあと改めて思っているところです。

そんな桜の季節の中、とても楽しみにしていたDVDが発売されました。
Mood Indigo』デューク・エリントンの曲名「Mood Indigo」が英語のタイトルにつけられた映画のDVDです。

原題は『日々の泡』。原作はボリス・ヴィアン。(ヴィアンはデューク・エリントンの大ファン)ミシェル・ゴンドリー監督のフランス映画。音楽にポール・マッカートニーもベースで参加しているのだそうです。私にとって映画の一番の楽しみは音楽ですが、もっと楽しみなのはミシェル・ゴンドリーの映像世界。ゴンドリーの「カクテルピアノ」(原作ではピアノで「ラブレス・ラブ」「ミスティ・モーニン」などを弾いてカクテルを作る)と映画の中で流れるデューク・エリントン音楽は必見必聴。(残念ながらタイトルになっているエリントンの「Mood Indigo」はどこにも出て来ないのだそうです)ヒロインの名はクロエ
届けられたDVDを見るのは桜の季節が終わって、ライブの広報活動と今作成中のアルバムが一段落してと決めています。そうでないとこの世界にまたまたのめり込んでしまいそうですので。それまでは、琥珀と桜色のカクテルのようなエリントン音楽ニーナ・シモンの「Mood Indigo」を心のど真ん中で流しながら仕事仕事。





有楽町の夜桜(4月4日に撮影)


5月22日からのツアーは、フランスからのミュージシャン、ステファンのツアー(なんと!ステファン・ツァピスが受賞したのはデューク・エリントン作曲賞)、5月の始めには有楽町でクラシックのお祭りラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンもあります。そしてミッシェル・ゴンドリーのDVDを見る5月。勝手にフランスの色に染まる5月です。



ステファン・ツァピスのパリで3月11日に行われたリリースコンサート映像
http://youtu.be/D2f1nG-wEn4

タワーレコードステファン・ツァピス『チャーリー・アンド・エドナ』レビュー
http://tower.jp/article/series/2014/03/26/S_Tsapis



小田原城 夜桜(4月6日)