Lars Danielsson and Leszek Mozdzer@Jazz House Montmartre
金曜日がsoldoutということで、木曜日のライブを予約。
ライブハウスモンマルトルは意外と狭く80席ほどしかキャパはないので、このライブはとてもプレミアなライブでした。かなりぎゅうぎゅう詰めの店内で、知人から紹介されたとても素敵な女性に挨拶。それはシンガーのセシリア・ノービーでした。彼女はずっと立ったまま彼らの聴いていました。
ライブはラーシュ・ダニエルソンが終始レシェク・モッジェールをリードしているような雰囲気でした。彼らはもう何度も演奏を重ねているので、全部がダニエルソンの書いたストーリーの上にあるという感じでしょうか。
モッジェールは元々ポーランドのクラシックのピアニストなので、かなり高いテクニックの持ち主。美しい旋律とスリリングな演奏に唸らせられることも多々。なのですが、やはり私にはベースのダニエルソンあってのモンマルトルライブだったのです。
ダニエルソンは本当に楽しそうに演奏します。やはり演奏家が楽しそうに演奏するという雰囲気は、ライブには必要な空気だと思います。
ダニエルソンのライブはホール向きのかなり洗練されたのもの。豪華なクリスタルが似合う。ヴィンディングの筋書きのないライブはまさしくいぶし銀の心地よさ。
全く別の二つの異世界へと誘う二夜でした。
コペンハーゲンの街で、極上のライブを二日続けて聴けるなんて本当に本当に贅沢な話です。
コペンハーゲンのジャズライブでは指定席というものに一度も出会ったことがありません。かなり人気の高いはずのこのモンマルトルのライブもそうでした。
ゆっくりとライブの前に食事をしてでかけようものなら、もうすでに満員。予約していても席を見つける事はかなり困難。
早く出かけて並べばいいのですが、並ぶのも苦手で、だから初めから立ち見でもいいのでと割り切ってでかけることにしています。
以前、コペンハーゲンジャズハウスで、2時間以上の立ち見のために貧血で倒れそうになったけど。(ライブで興奮して飲み過ぎたんだろうって。そうかもしれないです)
モンマルトル翌日のコペンハーゲンジャズハウスでのピーター・アースキン(ds)のライブはビックバンドということもあって満員、やはり立ち見でした。
それで前回の貧血で懲りて、コペンハーゲンジャズハウスのバーではお水を注文しました。外国ではお水にもお金を払うのかと思っていましたが、出してくれた冷たいオンザロックの水は無料でした。よかった。