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2010/06/07

コペンハーゲン レコーディング1日目



コペンハーゲンはずっとお天気が続いていて、北欧の恵みの太陽の光が降り注いでいます。


昨日はバンドのメンバーと一緒にチボリ遊園地へ。
チボリのビックバンドの演奏を聴くために出かけました。
マグナス・ヨルトもこのビックバンドで時々ピアノを弾いているので、なんだか顔見知りばかりのようなのですが、昨日は観客の一人として行きました。
仲間が現れるたびに、日本からきた私たちのことをマグナスとペーターがいちいち説明しているのが、端からみていて本当におかしくて。
東洋からきた私たちって、珍客なんです。
よっぽどの物好きと思われているのか〜。
わざわざ来てくれてありがとう!ビールをおごるよと、誰も言ってくれません、あたりまえですか?



さてさて。
今日はマグナスたちのレコーディング1日目。

朝早くタクシーでドラムセットを積み込み、スタジオへ。
日本からわざわざ来てくれた優秀なデザイナーのS!本当に助かりました。
若いので老人の私たちよりずっと頼りになります。ドラムセットの運搬は大
変なのです。
スタンドは本当に重くて大変でした。
本当にありがとう。

レコーディング1日目は簡単なサウンドチェックだけだと思っていたのですが、ほとんどの曲を一日で録音できました。
凄いです。この力。
やはり、先月日本でツアーをこのメンバーでやっていたということが大きいのだと思いました。素晴らしいです。
次から次に新しいフレーズが魔法のように生まれて来るのです。
そして音は魔法のように、マイクを通してエンジニアの手によってスピーカーから生まれ変わって出て来ます。

音のもつ可能性に、またまたひと唸り。ううむ、素晴らしい。
エンジニアのビャーン氏はやはり素晴らしい人でした。


1日目が無事終わり、マグナスは自転車で家へ。私たちは、5キロの道のり(もっとあったような気がする)を延々と帰りました。歩いて!
まるで、財布を落とし彷徨う観光客のように。
途中ケニードリューのお墓参り。
でも結局お墓を探し当てられず、失意のまま、素敵な墓地の中でピクニックして帰って来ました!



右写真 スタジオの中のペーター・エルド





















写真右は墓地の中を散策中の日本から来たドラマー。
一時間以上も歩かされて、後ろ姿がヘトヘトしていませんか。