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2010/06/11


日本への帰還。


心は日本へ日本へと。

レコーディングを終えてしまえば、デンマークにはもう用はない!
なんてことは絶対になくて。
本当はコペンハーゲンに移り住みたいくらいなのです。
なぜかというと、音楽がとても身近にあり、それもマイペースで音楽を楽しめるというのは私には最高のことなのです。
変にテレビやラジオの影響もなく、ただひたすら自分の好きな音楽だけを楽しみ、三度の食事と必要な仕事をし、仕事の後には好きな仲間とワインを飲みつつ音楽のことを夜遅くまで語り。
などという生活は日本では夢のまた夢。

でも日本は私の生まれた国。
大切な文化がここにもたくさんあふれています。
やはり私の帰るべき場所は日本。

そういう訳で、もちろんニコニコと日本へ帰って来ました。
素晴らしい音源を携えて。
本当に素晴らしい音源です。

これをこれからどのようにデザインするか。
大問題です。
その肝心のデザイナーはただ今、ノルウェーを旅行中。(だと思います、多分)
熱を出していたデザイナーを私たちはコペンハーゲンに置いてきてしまいました。
大丈夫でしょうか、今頃。
明日は彼の予定だとコペンハーゲンジャズハウスで、ペーター・エルドのジャンゴ・ベイツ公演を見る予定だそうです。

会社の有給をせっかく取って来てくれたのに、ほとんど私たちの使い走り(?)のようなことをさせてごめんなさい。
とても助かりました。
彼のデザインも、マグナスたちに負けず劣らず素晴らしいのです。
デンマークでは大受けでした、彼のデザイン。
デンマークのデザインというのは、変なところにツボがあるというのか・・・
なぜこんなにデザイン大国になったのかと言えば、ほとんどこの国は資源をもっていないからなのです。資源を持たない国がどうやったら生き残っていけるのか、それは知的なところで勝負するしかない。という感じなのでしょうか。
とても日本と似てます、その感性。

それに本当に若い人の感性は素晴らしいと思います。
マグナス・ヨルトもペーター・エルドも素晴らしい感性の持ち主です。

このブログでも、少しずつですが、コペンハーゲン録音の音について語っていきたいと思います。
いつもは私(雲守)は夢枕獏のHPの酔魚亭というブログの中でも自由に言いたい放題書いているのですが、なんと今その管理者が海外出張中で(PCを持って行っていない!)ブログのアップが全くできない!ということがわかりました。ガーーーン。
早く言ってよという感じです。が、まあ仕方ありません。

しばらくこの大切な、Cloudの公式ブログを中心に私は書いていきます。
どうぞよろしくお願い申しあげます。