『スケッチ・トラベル』
とても面白いコンセプトで作られた本です。
世界を旅した一冊のスケッチ・ブックから作られました。
スケッチ・ブックはアジア、ヨーロッパ、アメリカなど世界のクリエーター71名の手元を旅しました。
スケッチ・ブックが始められた元々の目的は、ラオスの図書館建設チャリティーオークションの為でしたが、スケッチ・ブックはそれを上回る額で落札され、また本にされることで、この本の印税が新たなチャリティーを生んだのだそうです。
この『スケッチ・トラベル』に日本のクリエーターとして参加された寺田克也さん。asahi.comのまんが噺でこの本のことが紹介されています。
http://book.asahi.com/book/feature/0334.html
寺田克也さんの元にスケッチ・ブックが送られてきた時、世界を旅してきたこの貴重な一冊のスケッチブックを汚してはならないと、すぐに絵を描いて送り返されたのだそうです。
本の一番最後を飾ったのは宮崎駿監督。おもしろいエピソードもasahi .com対談の中で紹介されています。
『スケッチ・トラベル』はスケッチ・ブックがクリエーターの元を旅するという話ですが、音楽は旅ができるのでしょうか。楽譜も旅をしたら面白いですね。
まっさらな楽譜が世界を旅する・・考えただけでもドキドキします。