10月に出す新譜、それからもう一つ別の音源が目の前に・・・。
10月の新譜は、4月にコペンハーゲンで録音をしてきた出来立ての音源。
そしてもう一つの音源は、マグナス・ヨルトとペーター・エルドが参加したPeople Are Machinesの貴重な音源。
若い彼らのエネルギーが渦巻いている音源。
この、もう一つの音源をいつ世に出すべきか・・・
この音源を手元で温めて何ヶ月たったのでしょうか。(温めすぎだろーっ)
なぜ、出さなかったのかーーー
その原因の一つは海外のミュージシャンが多忙で中々連絡が取れないということ。タイトル一つを決めるのにも何ヶ月もかかるというお粗末。(まあ、私がダメなだけです)
それから原因のもう一つは3月に起きた震災。
それからマグナスのツアー前後での私の忙しさ。想像を絶する忙しさでした!(少し大げさかも)
それからもう一つの大きな原因は、作るのなら最高のものを作るべきだという私の頑固な考え。頑固すぎて自分でも嫌になります。
(というわけで、やはり私が元凶でした!)
大切な大切なこの音源を数ヶ月の間、私はこっそりと日本で育てていました。
日本の優秀なマスタリングエンジニアの方の手を借り、何度も何度もマスタリングを行ってきました。ミュージシャンとも曲順について相談を重ね、ようやく着地点を見つけました。
マグナスのツアーで燃えた皆様。
マグナスとペーターの参加したアルバム、素晴らしい音源(だと思っています)出します!
今回の来日ツアーの大盛況でわかったのは、マグナスとペーターのファンがこんなにも日本にいたのですねということ。
大変に貴重な機会でした。ライブでお会いした皆様、本当に感謝しています。
このPeople Are Machinesの音源、今年中に頑張って出すようにします。
ミュージシャンも早く出したいと望んでいます。
そう、「出さない理由はない」です。
(写真は、
ジュリアーノ・ヴァンジの「壁をよじ登る男」
好奇心の果ての行動か、
それとも何かから逃げるための行動か)
明後日、コペンハーゲンジャズフェスに、People Are Machines、久々の登場です。