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2010/05/16

マグナスが来た! Ⅳ


5/14(金)横浜ドルフィーライブ
5/15(土)新宿ピットインライブ

関東に戻ってきてからのライブ。
この2つを無事終えることができました!
いらしていただいたたくさんのお客様本当にありがとうございました。
おかげさまで、どちらもほぼ満席状態。
若いマグナスの知名度でこれほどのお客様がいらしてくださるとは思いませんでした。


横浜ドルフィーは、アンプなしの生の音で、マグナスとペーターの奏でる本来の音のダイナミックさを間近で堪能していただけたと思っています。

ペーターは日本に今回やってきてからずっとエンジンがかかりっぱなしです。凄いです、今回のペーターは。
いったいペーターに何があったのだ〜!

ペーターが言うには、日本は建築とかデザインとか本当にエキサイティングなものばかりだそうです。マグナスも毎晩食べる日本料理が最高だとか、(特にお鮨)ローソンで売っているお寿司も大ファンです。
あ、食べ物のことはどうでもいいのです。
とにかくライブです!
今年3人は大きく変わりました。
それは、3人の持っていた本来の力が二度目の日本ツアーで目覚めたのだと思います。
本当に思うのです。日本に一ヶ月くらい滞在して、あちこちでライブを毎晩のようにやってもらえたらどんなに最高だろうと。
でも悲しいことに3人はとても忙しく、そんなことは夢のまた夢です。

昨年いらしていただいたお客様にも、今年のライブでは進化したマグナス・ヨルトトリオを聴いていただけたのではないでしょうか。

昨夜の新宿ピットインのライブでは、その変化が伝わったのではないでしょうか
昨年はスタンダード中心の何が起こるかわからないスリリングでエキサイティングな展開になりましたが、今年はじっくりと、聴かせるものは聴かせるというストーリーの構築された素晴らしい内容です。
もちろん即興で何がおこるかわからない、といった内容でもあります。

ポリリズム(変拍子)の新しい試みも満載。
風景さえも見えてくるような3人の演奏。
マグナス・ヨルトのライブパフォーマンス。
ペーター・エルドの素晴らしいベーステクニック。
池長一美の歌うようなドラミング。

ライブは残り一日、吉祥寺サムタイムのみとなりました。
本当に寂しい限りですが、終わりがあるから次があるのです。

では。
サムタイム、お待ちしております!




右の写真 
      3人を新宿の路上で撮影中。