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2012/01/30

FRACTAL!

BOOK asahi.comより転載

マンガと一緒にジャズを


おかしなご縁で、彼女の制作したCD「フラクタル」は、ぼくの友人の寺田克也さんがカバーイラストを描いているんです。
 ピープル・アー・マシーンズというバンド名はまだなじみがないかもしれませんが、ピアノのマグナス・ヨルトとベースのペーター・エルドは、ドラマーの池長一美と来日ライブもしていて人気があるんですよ。
  「特に、変拍子に対する彼らのアプローチを堪能しながら聴くとおもしろい。アメリカのジャズが欧州の若いジャズ遺伝子に伝わり確実に浮遊を始めているのだ。それも一筋縄ではいかない。変拍子中心に書かれたオリジナルなのだが、彼らのメロディはどこか北欧らしさが溢れ、美しく聴いていて心地よい」

 ――あれ、獏さん、何か棒読みじゃありませんか。

 ともあれ、なかなかいいCDなので、我が家の平和のためにもぜひ聴いてください。
 実は今度マグナスが来日したら、オレの作詞した「おやじ節」に曲をつけてもらおうかと思っているんだ。きっと歴史に残る名曲になると……。


宣伝していただきました!

2012/01/28

Jacob Dinesen&DINO'S AFRO-CUBAN DREAM "ENAMORADO EN COPENHAGUE"

デンマークで人気が高いサックス奏者の一人であるヤコブ・ディネセンの新譜『ENAMORADO EN COPENHAGUE』(STUNT)のジャケット。
このジャケットはコペンハーゲン名所の写真をコラージュしたもの。
一風変わったジャケットを創り出すSTUNT。次はどんなのが出て来るのかといつも楽しみなのですが、これもおもしろいジャケットです。


昨日東京写真美術館で見た日本の新進作家展。
その中に展示されていた西野壮平さんの凄まじい写真群。
これもコラージュ作品です。
7000枚ほどの写真を貼付けコラージュしたもの、これはすべて「手作業」によって行われるものだそうです。ロンドン、パリ、リオデジャネイロ、そして日本。
「歩いて撮る」という記憶の重なり、積み上げてきた記憶を再度写真作品として呈示したものです。その作品「Diorama Map」はあくまでも自分の感覚の、曖昧なままの都市を表現したかったのだとか。
私は、再構築した写真美の凄まじさに思わず立ちすくんでしまいました。それに、この写真を撮られた西野さんの物語を追うことが楽しい。物語を追うことができるのが芸術であり、また芸術は物語を追うことができるから楽しいのです。
デジタル写真が当たり前の時代にあって、アナログの持つ力に脱帽。


さて、このアルバムJacob Dinesen&DINO'S AFRO-CUBAN DREAM "ENAMORADO EN COPENHAGUE"(長すぎるタイトルなので省略したい!)のリーダーのヤコブ・ディネセンですが、5月にCloudからリリースする予定のボーカルアルバムの中でサックスを演奏しています。ヤコブのこのアルバムにも参加しているマッズ・ハイネはトロンボーンのソロ吹いています。諸々デンマークミュージシャン、よろしくっ。

2012/01/27

Street Life: Chronicles of Europe by Seven Photographers
「ストリート・ライフ:ヨーロッパを見つめた7人の写真家たち」
@東京都写真美術館1.29まで 

写真展に行って来ました。
久しぶりに東京でぽっかりと自分の時間ができて。

目的は肖像写真家として有名なアウグスト・ザンダーAugust Sander(1876~1964)の作品。リチャード・パワーズの小説『舞踏会へ向かう3人の農夫』でも有名なザンダーですが、他にも作曲家ヒンデミットを撮った写真やお菓子屋の親方の他者を寄せ付けないたたずまい、などずっと見入っていたいものばかり。

他には、ビル・ブラントBill Brandt(1904~1983)の作品が私には印象的でした。心の奥底に向かうような漆黒と灰色の深いコントラスト。アルバムのジャケットに使ってみたい。
でもどんなJAZZに似合うというのだろう。重すぎるのだ。簡単には使えない。



右写真は写真展の図録。

19世紀末のスコットランド・グラスゴーを写したトーマス・アナンの写真「大学広場からみるハイストリート」に、金箔の文字がさりげなくおか
れている。とても図録には見えない。
美しいなあ。


2012/01/26

JAZZ NETで ON AIRのお知らせ

Magnus Hjorth『Plastic Moon』(DDCJ-4002)から「Jogen(上弦)-Plastic Moon」がON-AIRされます。

JJazz.Net、オンエア期間は、2012年1月25日〜2月22日まで。
自分を取り戻す時間、夜に映えるジャズセレクション

The Blue Bird 『ハルモニアの娘 / CANTUS』(EWCC1081) (ewe records) Jogen - Plastic Moon 『Plastic Moon / Magnus Hjorth』(DDCJ4002) (Cloud) The Long Goodbye - fur ina (Re-constract By Stephan Mathieu) 『Re-platform /半野喜弘』(CQCD012) (Cirque) The Peacocks 『Abyssinian /坪口昌恭』(APX1005) (AIRPLANE LABEL) バラ色の人生 『パリ、愛の歌~永遠のシャンソン名曲集~ / クレール・エルジエール』(RES143) (リスペクトレコード)

2012/01/24

Magnus Hjorth, Petter Eldh, Kazumi Ikenaga
Someday. Live in Japan, Sold Out御礼!

在庫が最後に残っていたオンラインショップ”ふくのたね”さんから、昨日、Somedayが完売しましたとのメールが届きました。

2010年2月にリリースした『Someday. Live in Japan』は、2009年6月マグナス・ヨルト初来日時のライブレコーディングアルバム。
初来日という若いミュージシャンの一大イベント、それを初めて迎える日本の熱いジャズファン。都内4箇所のライブハウスのいろいろな音が混ざり合って一つの形を作り上げた素晴らしい盤でした。
このアルバムはデンマークでは星を4つ獲得!日本のライブ盤としては快挙です。
この記念すべきアルバムに寄せるライナーノーツも力を込めた力作、凄腕4人で執筆したものでした。

このSomeday、後は手元に在庫が少しだけ残るのみです。マグナスの次回来日時ライブ会場まで持参したいと思います。

お買い上げいただいたたくさんの皆様、本当にありがとうございました!

2012/01/23

Cook It Raw

Cook It Rawの第一回目は2009年デンマーク・コペンハーゲンで開催。
昨年秋にはCook It Rawは石川県で開催されました。石川の里山に入り(20種類程の自然のものが採れたそうです)採集した食材等を使い各シェフが自分の一皿を提案するもの。
第3回開催のラップランドの地では、シェフは「苔」を使って料理していました。なんというかここまでくると料理も完全にイマジネーションの世界です。

Cook It Rawに参加しているシェフの一人である成澤氏が言うには「料理人は旅をするべきだと僕たちは常々言っている。しかし食材は旅をするべきではない」
食材はその土地にあるものを、時間とかお金をかけないでその土地にあるものを使うべきだ、という原点に立つ考え方です。そう言えば成澤シェフの料理はフランス料理からスタートしましたが、今の彼のオリジナルは素材を大切にするという日本料理の原点に戻ったかのようです。
デンマーク発のCook It Rawは、まるでJAZZという音楽を見るように楽しいです。

これ、NomaのシェフRenéさんの牡蠣料理です。


世界一と評価を受けたコペンハーゲンのNoma。
世界中のグルメが押し掛ける有名店です。
デンマークにでかける度に「私も行きたい!」と声を限りに叫んでいるのですが、皆無視。
「絶対無理無理、半年前に予約しなくちゃ」の一言。
ミュージシャンは誰も「君のために予約してあげるよ」なんて言ってくれません。
あたりまえか。

2012/01/19

Hanne Boel + Jacob Karlzon3  The Shining of Things

デンマークを代表する歌手、ハンナ・ボエルの新譜を2月にCloudから出します。
ハンナの新譜リリース情報をCloudのCD欄(左)に書き込みました。

ヤコブ・カールソンのファンのために(私です)カールソンのピアノも楽しめる2曲を新しく追加、ライナーノーツと歌詞対訳を加え、ジャケットデザインも制作し直し、日本のファンに向けより深くハンナとカールソンの魅力が伝わる内容にしました。

その色見本が昨日印刷所から届きました。
今回はデザイナーはオレンジと紺色を使っています。今まで気づかなかったのですが、これは冬の早朝の光の感じなのでしょうか。

最高のものをお届けできるといいです。新譜の内容については順次お知らせしますね。
どうぞお楽しみに!

2012/01/14

JAZZ KAMIKAZE

冬のコペンハーゲンから持って帰って来たJAZZ KAMIKAZEのアルバム。MISSION 1.
これは2005年コペンハーゲン録音盤。
ライナーなどは何も入っていません。
でも中にこんなものが・・・(なんだなのだこれは)
そう、これはPeople Are Machinesの、あの2人です。こんな遊びのあるアルバム、いいなあ。作ってみたいぞ。と思わずつぶやく私。
今はJAZZ KAMIKAZEはJAZZからROCKの方へと舵をきってしまいましたが、この頃のJAZZ KAMIKAZEはおもしろい。この時MARIUS NESETはまだ20歳という訳か。本当に楽しんで真面目に作っているのだ。

2月にJAZZ KAMIKAZEの新しいアルバムが出るそうです。
The Return of Jazzkamikaze
プロモvideoの最後に出て来るAnton!よくやった!素晴らしい演技に涙が出そうだ〜。

2012/01/11

冬のコペンハーゲンジャズ その2

ETTA CAMERONはバハマ出身、デンマーク在住の黒人女性ボーカル。
ですが、2009年に出した素晴らしいアルバム『ETTA』(Stunt)を残し、2010年3月にこの世を去ってしまいました。
今、そのアルバム『ETTA』を聴いているところです。
ピアノはNikolaj Hess、ドラムスとパーカッションはMarilyn Mazur、ベースはKlavs Hovman、トランペットはPalle Mikkelbarg、サックスはJens Søndergaard
そして録音はBjarne Hansenビャーネ・ハンセン。

このアルバムを手に入れたのは冬のデンマーク。
日本に帰って聴いた時の衝撃を思い出しながら聴いていました。
その時にデンマークで手に入れたたくさんの戦利品は今でも大切な宝物。
(写真はその一部です。ETTAは真ん中あたりにおいてある)
トランクに詰め切れないくらい抱えて日本に帰って来ました〜(行商人か!)

たくさんの素晴らしいボーカルの住むデンマーク。
その筆頭格とも言えたETTA。日本ではあまり知られないままこの世を去ってしまいました。
本当に残念。
What A Wonderful Worldで落涙。

2012/01/09

冬のコペンハーゲンジャズ

冬のコペンハーゲンと言えばJAZZ!(なぜだかわからないけれど、私の中の図式はそうなっている)
もうすぐwinter jazzです。今年は2月3日から19日まで開催される予定。
寒い冬の夜の、小さなライブハウスは雰囲気あります。(結構出来上がっていたりして初めは入るのに勇気が要りますが)
この時期はチボリも休園、人魚姫も凍りつくくらい寒いですが、人も少なく私は好きです。



マグナスのガーシュイン・ライブが、1月18日20:30〜コペンハーゲンの国立博物館近くのライブハウスで行われます。
Magnus Hjorth Trio // at Paradise Jazz Huset on January 18

コペンハーゲンへ行かれる方はぜひ。
ドラムスはSnorre Kirk。ベースは若いベーシストLasse Mørck。

2012/01/05


2012年 今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年中は多くのご支援と暖かい言葉をいただきましてありがとうございました。

4月にリリースしたマグナス・ヨルトの『ガーシュイン』は日本発売と同時にたくさんの反響をいただきました。このアルバムはCloudのデザインで昨秋デンマークStunt recordsからリリースされました。
10月にリリースしたピーター・ローゼンダールの『クレセント』は、4月にデンマークで録音してきたものです。マッズ・ビンディングのベース、モーテン・ルンドのドラムスという最高のタッグによる、ピーターの個性の表れたデンマークジャズ作品。素晴らしいアルバムです。このアルバムは、マグナス・ヨルトの『プラスティック・ムーン』と並ぶロングセラーになると確信しています。
12月に出したピープル・アー・マシーンズ『フラクタル』は、枠を越えこれから活躍していくだろう北欧の才気溢れる新世代4人の作品。これを寺田克也氏のジャケットで日本からリリースできたことはCloudの最高の試みになりました。


今年は、2月にデンマークの女性ボーカル作品をリリースします。
その後も続けてボーカル作品のリリースを予定しています。
ボーカル作品が2作品続きますが、どれも素晴らしい個性豊かな作品です。
その後にボストンのバート・シーガー作品をリリースする予定です。
この音源はまだ未完成ですが、こちらもどうぞお楽しみに!

これからも精進を重ねて新しいことに挑戦して行きます。
まだまだ発展途上のCloudです。皆様のご指導ご鞭撻賜りますよう。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


2012/01/01


               Happy New Year 2012
この島に来てずっと雨ばかりのお天気でしたが
元旦に少しだけ晴れ間が!
今年もどうぞよろしくおつきあいください