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2011/04/29


コペンハーゲンにて

録音無事終了。
今日にはミキシングを終えた音源が手に入るはずです。
それをただひたすら飛行機の中で聴きながら、今回も私は日本に帰るのです。
今はまだ詳しいことは書けませんが、一番大変な契約も何とか終わりました。



録音の後はさっそくデンマーク産のジャズCDを物色。
他にもヨーロッパ各地でリリースされているデザインの面白いものをいつも探すのですが、今回一番先に目に入ったものが、ヤコブ・カールソン(p)The Big Picture
今回のジャケットはものすごくおしゃれです。

その他に、マイルスデイビスのKind Of Blueの記念盤。
これはたまたま商談中に偶然に私の目の前に現れたもの(変な言い方ですね)
おおおーっと眼を見開いてしまいました。
(私はマイルスはほとんど集めたことのない、石を投げられそうなジャズファンなので・・・この記念盤の存在を知りませんでした)これをデンマークで知ることになるとは。

このKind of Blue 50th Anniversary Collector's Edition
深海のブルー、憂いを帯びたブルー、ダークな夜を表すブルー、様々なブルーをシックにアレンジしたデザインのKind of Blue!素晴らしいです。
デザイナーは大人の私たちの年代にぐっとアピールするものをつかんだ、なかなかツボを心得た人ですね。
日本では1万円位するのでしょうか。ここデンマークでは決して高い値段ではなく、普通のアルバムの3倍程の値段で売られています。

S氏のプライベートオフィスには、驚く程たくさんの面白いデザインのアルバムがありました。コレクターズアイテム、ファン垂涎のものばかりだと思います。
多分、日本人収集家にも必ずこの品々を持っている人たちはいるだろうと言っていました。
私の知らないジャズアルバム収集家(オタクさま)の深い深い世界があるのですね。
ジャズのコレクションアイテムはどこかおしゃれなのがまたいい。

「こんなにお金をかけられていいなあ」
また今日も嘆く私とデザイナーなのでした。



2011/04/27

コペンハーゲンにてただ今、録音中


新しい録音のために今、コペンハーゲンに来ています。
一年ぶりに会う人たち。
それから初めて会うミュージシャン。


素晴らしい音源がまた出来上がりそうな予感です。どうしてデンマークのミュージシャンはこんなにも創造性に溢れ自由で面白い人ばかりなのでしょう。
今回録音するピアニストは、マグナス・ヨルトとはまた全く違う場所にいるピアニストです。
もしかして180度違うかもしれません。

録音は過程のまだまだ道半ばといったところですが、とてもいいものが出来上がりそうで胸がバクバクしています。興奮して夜もほとんど眠れません。
でもこれは多分慣れない英語で頭が混乱しているだけなのだと思います。

今回の録音も、マグナスの時の録音と同じように私は口出しをほとんどしていません。
ただ「私はこんなのが好きなんだけどなあ」と、こっそりと下を向いてささやくくらいでしょうか。笑!


明後日はいよいよマグナスと久しぶりに会います。
来日ライブツアーのこと、作戦を皆で考えます。
素晴らしいライブになるように!

2011/04/14

JAZZ LIFE誌<5月号>マグナス・ヨルトインタビュー掲載

マグナス・ヨルトインタビュー(text by Kazune Hayata)
ガーシュウィンの音楽で深い感銘を受けるのは楽曲の中から聴こえてくるブルース・フィーリング


JAZZ LIFE誌のインタビューは、早田和音氏による3ページにわたるインタビューと、写真によって構成された大変に読み応えのある内容です。
今までどんな音楽を聴いてきたのか。毎日の練習量。独自の『ガーシュイン』アルバムへのアプローチなど。
インタビュー中、特に私がいいなあと思ったのは、マグナス・ヨルトが大切にしている「オーディエンスへ向かい合って弾く」というスタンス。
私はいつも思うのは、多くのミュージシャンの中でも類を見ない程の判りやすさと親しみやすさです。これがあるから、マグナスの奏でるピアノの音はどこか温もりがありまた心地よく感じられるのかもしれないです。


6月2日から予定されている来日ライブ。
ガーシュインアルバムからかいま見られる「判りやすさ」ではなく、ライブでは、スリリングなインタープレイをみせるマグナス・ヨルト。ペーター・エルドとのインタープレイは必見です。それに池長一美が加わると・・・。
どんな化学変化がおきるのか。
これこそが国を超えたJAZZの醍醐味だと思います。
北欧と日本って感覚的にこんなにもおもしろい共通項があるのですね。
どうぞご期待ください。
来週、無事にたどり着ければデンマークでマグナス・ヨルトと作戦を練って来ます。



右写真 
今!桜が満開の青山霊園。平日の午後は人も少なくて、都心とは思えないのどかさです。



2011/04/10

『Gershwin.』放送予定  判っているものだけを記しました)

JJazz. Net(インターネットラジオ)放送期間(2011年4月6日〜2011年5月4日)
    


ミュージックバード(音楽専門・衛星デジタルラジオ)4月15日(金)放送
■Part2/田中伊佐資のジャズ・サウンド大爆発!オレのはらわたをエグっておくれ。(20:00~21:00)

2011/04/09

『Gershwin. 』

マグナス・ヨルトによるストリングス編曲と、ストリングスを加えたトリオによる演奏、『ガーシュイン』はいかがでしたか?

お聴きになった方は、アルバム全体の芯を貫く一本の幹のようなものを感じていただけたと思います。
北欧のミュージシャンの持つ独特の姿勢、音楽へのアプローチの仕方。
一度聴いただけではなかなかわからないですが、聴く度に新しい発見がある、魅力ある編曲ばかりです。
このアルバムには日本人の大好きなガーシュイン曲「サマータイム」が入っていません。
一体何故?と思われるかもしれませんが、ヨルトが有名な「サマータイム」をこのアルバムから外したことも、今は理解できるような・・・(初めてこの音源を昨年ツアー中の新幹線の中で聴かされてからここにいたるまで、私は何百回と聴き込んでしまいました。お粗末。)
個人的には「サマータイム」大好きなので、いつか機会があったらぜひ録音してみたいと思います。



現在、マグナスはストックホルムでツアー中。
このところ、彼が夢中になっている「走ること」なのですが、ストックホルムにはたくさんのすばらしいコースがあるとか。
5月のコペンハーゲンマラソンに出場した後、彼は日本にやってきます。(ピアニストなのかジョガーなのかわからない)
東京でも「走りたい!」と言っています。ジョガーにとっては皇居も有名なコースで、マグナスはぜひ走ってみたいと言っています。(私の好きな外苑コースも薦めてみようかなあ)

この「走ること」を含め、『Gershwin. 』について
4月14日発売のJAZZ LIFE誌に早田和音さんがマグナス・ヨルトにインタビューされた記事が詳しく掲載される予定です。
詳しいインタビューをされた早田さんもジョガーだそうです。
村上春樹氏の著作『走ることについて語るとき僕の考えること』にまで触れた、大変に興味深くいいインタビューです。ありがとうございました。





右写真は、先日訪れたビクターのマスタリングセンターで。



ただいま、次作を作成中です。
マグナス・ヨルトが加わったカルテット作品。
『Gershwin. 』とは全く違うアプローチでせまります。
このすばらしい顛末についても機会がありましたらここでぜひ紹介したいと思います。

2011/04/07



      マグナス・ヨルト・トリオ最新作『Gershwin.』入荷店舗情報

タワーレコード 札幌ビヴォ店
タワーレコード 仙台パルコ店
タワーレコード 秋葉原店
タワーレコード 横浜モアーズ店
ムトウ楽器本店
タワーレコード渋谷店8F
タワーレコード 新宿店
銀座山野楽器本店 3F
イケヤ文楽館各店
タワーレコード 名古屋パルコ店
京都JEUGIA 四条店
京都JEUGIA 三条本店
タワーレコード 梅田NU茶屋町店
タワーレコード 梅田大阪マルビル店
タワーレコード 神戸店
タワーレコード 難波店
タワーレコード 福岡店
ディスクユニオン各店
大阪 ジャズの店ミムラ
福岡キャットフィッシュレコード

ここに挙げた店舗の他にも、たくさんのレコード店CDショップに入荷しています。
全部を記載できずに申し訳ありません。どうぞお近くのお店へお早めに!

2011/04/05



タワーレコード新宿店9F、山野楽器銀座本店3F、京都JEUJGIYA三条本店ジャズコーナーに多数入荷予定。他、全国各有名レコード店、CDショップで発売です。


Magnus Hjorth - Piano

Petter Eldh - Double Bass

Snorre Kirk - Drums

Annasara Lundgren - 1. Violin

Tove Wadenius - 2. Violin

Daniel Eklund - Viola

Karin Vettefors - Cello




1. Bess, You Is My Woman Now

2. I Got Rhythm

3. It Ain't Necessarily So

4. Someone To Watch Over Me

5. My Man's Gone Now

6. Swanee

7. Fascinating Rhythm

8. They Can't Take That Away From Me

9. Nice Work If You Can Get It



All compositions by George Gershwin

All arrangements by Magnus Hjorth


Recorded by Bjørn Gjessing at Bach Recording, Copenhagen

Mixed by Bjørn Gjessing

Mastering by Bjarne Hansen


Produced by Magnus Hjorth


Photos by Stephen Freiheit, www.freiheit.dk

Photo location: Black Diamond Library, Copenhagen

Liner notes by Yukinori Omura

Design and Artwork by Sho Suga



2011/04/02

菜の花 <暮らしの道具店>で4月9日(土)から支援展のお知らせ。
『Gershwin.』が置いてあります!


神奈川県小田原市、小田原駅前にある「菜の花」という和菓子店2階ギャラリーで「東日本大震災支援展」が行われます。

菜の花・暮らしの道具店」というお店に、全国各地の多くの作家(陶芸、布、ガラス、漆器など)が作品を寄せ合い、その売り上げ金をすべて義援金へと託すという盛大な企画です。

(鯉江良二さん、黒田泰蔵さん、望月通陽さん、森岡成好さん由利子さん、くら田たまえさん、他にもたくさんの方たちの作品が集まる予定)

急遽、Cloudからも出品させていただくことになりました。ギャラリーには、日本のもの作りを担う各作家の方の素晴らしい作品に混じって、マグナス・ヨルト・トリオ『Gershwin. 』を置かせていただく予定です。(陰ながらですが)この企画展を応援します。
                   (右写真は神林學さんの作品)

この支援展の売り上げ金はすべて、自らも現地に入り精力的に支援活動を行っている(株)モンベル代表の辰野勇さん(3月13日のブログで紹介)に、義援金として託されます。


<菜の花暮らしの道具店 東日本大震災支援展>

4月9日から4月17日

午前11時から午後5時まで 会期中無休


    菜の花 暮らしの道具店 のマップはこちらです。

    http://www.douguten.com/map/index.htm#


4月10日(日)13時から、金塚晴子さんの手作りの和菓子<よもぎとさくらの道明寺もち>も登場します。
抹茶付きで500円です。
売り切りですのでお早めに。
 *前回4月9日(土)と間違ってお伝えしていました。すみません。4月10日に訂正です。

満開から葉桜への美しい季節の小田原城址公園もこのお店から歩いてすぐ。
ぜひどうぞ!